花緑理論 さいとうさんとの掲示板でのやりとりから「花緑理論」を考えてみました。以下は別の掲示板からのコピーです。
インターネットのウィキペディアはとても面白いです。ヤフーのニュースとかで見た言葉でわからない言葉とか気になった言葉をウィキペディアで捜すと色々と面白いことが書いてあります。
クライスラーの破綻のニュース→クライスラーを調べて→いろいろあってジュリアーニ元NY市長のページにたどり着いたらタイトルの「割れ窓理論」にたどり着きました。
私がこどもの職場にいたころに思っていたことがそのまま書いてあるように思いました。ともやんさんの言う、「遊び場環境つくり」というのもこれにあてはまりませんかね?
http://ja.wikipedia.org/wiki/割れ窓理論
NYはとても治安が悪い都市でしたがジュリアーニ市長が就任してから警察官の数を増やしたり、町の落書きを消したり取り締まったりして町の環境の浄化を一生懸命にやったところ、犯罪率が低下して観光客の数も増えて町に活気を取り戻せたという話でした。
割れた窓を放置してあると、その隣の窓もいつのまにか割られてしまう。そうこうしている内にどんどん他の窓も割られてしまって、町はスラムのようになっていく。割れた窓をすぐに対策しておけばそういったことは起こらない。という理論のようです。ゴミが落ちていれば、さらにゴミを捨てる人が現れるわけで、不法投棄の問題などもこの理論なんだろうと思います。
ともやんさんはもう知っている話ですかね。。
[1014] Re:割れ窓理論 ともやん ++ ..2009/05/04(月) 07:53
割れ窓理論を久しぶりに思い出しました。ありがとうございます。
割れ窓理論とは全くその通りの理論であると私は考えています。犯罪の理論で提唱されているもので、私が遊び場環境つくりの提案の根拠の一つでもあります。
犯罪者から見ると割れ窓が何日も放置されていることは人の眼が充分でないことを示している。または住民が自分達の地域に無関心であることを示しているとのことです。一人ひとりの職員がゴミに気がつき、拾い、トイレの汚れを拭き、危険な行為を注意していれば、犯罪行為は減ると考えられます。
割れ窓理論に対する追加として、花と緑の環境つくりを提案しました。緑を維持するためには毎日の手入れが必要です。手入れをしていれば回りが見えてきます。すると手入れをしている人へ花を植えている人への周りの声かけが始まります。仲間作りが広がり、互いに思いやることができるようになります。また植物は酸素を供給してくれて、都市のヒートアイランド現象を緩めてくれます。
割れ窓理論はそうした考えの基本となると私は思います。この理論を使って北海道の薄野でも犯罪が減少したと聞いています。監視カメラをたくさんつけることよりも基本的に大切なことかもしれませんね。
写真は平島公園からみた私の自宅です。
[1015] Re:割れ窓理論 さいとう ++ ..2009/05/04(月) 23:27
やっぱりご存知でしたか。
花と緑の環境作りは、割れ窓理論とは対を成すような感じがします。管理的な割れ窓理論に対して、花と緑はなんだか心和む言葉ですね。
おかげさまでNPOの駄菓子屋も3ヶ月を過ぎました。この連休中は親子連れがたくさん来てくれています。親の目線で見るとそういった場所がない現代においてとても珍しく感じられるとの声を聞きます。時間を掛けてゆっくりとした歩みで少しずつこういった活動が評価されていけばいいなと思っています。
1年を過ぎたときにどのようなことになっているのか。今はわかりませんが、なんとか維持していけるようにがんばるのが今の私のいる場所のようです。
割れ窓理論はもう少し私の考えを入れて、そのうちNPOの掲示板に書いてみようと思っています。
そういえば、関係の無い話ですが、夏の行事の日程がほぼ出揃ってきました。7/25 8/22ともに参加可能になりそうです。最終的なお返事はまた後になりますが、今年もめげずに参加します。よろしくお願いします。
[1016] Re:割れ窓理論 ともやん ++ ..2009/05/06(水) 08:03
7月・8月に来ていただけるととても嬉しいですね。自家発電はこちらにありますので、運搬しなくても大丈夫と思います。
掲示板でさいとうさんとやりとりをしていると、考え方が定着を見るように思います。花と緑の環境つくりをとの提案を割れ窓理論の対極として「花緑理論」にしたいと思います。
割れ窓理論に対する花緑理論は放送大学院の犯罪心理学で似たような話がありました。犯罪を防ぐためには「犯罪が出来ないように監視を強める」「盗られような物を置かない」「騙されないようにきちんとした知識を伝える」「犯罪を抑止する力を持つ」というものです。
犯罪を行うには人の見ていないところで盗む(=窃盗罪・空き巣的犯罪)・力関係で奪う(強盗殺人的犯罪)騙して奪う(詐欺的犯罪)の三っつのパターンがあるのだそうです。これらの犯罪を防ぐためには監視カメラ等でで死角をなくし、力関係で不当な暴力を抑止し、確かな知識で詐欺を防ぐことが必要となります。
このことを地域の防犯の観点から考えて見ますと、花と緑を地域の住民が増やすことは犯罪を防ぐ監視的効果と地域の連帯が深まり、仲間意識が高まることにより犯罪の暴力よりも地域の力が強くなります。そして情報交換が活発となり、詐欺的犯罪に対処できることになります。また隣保相愛・相互扶助の力が強くなり、要らない物や余ったものなどを援助を必要とする人に提供することが出来ることになります。こうした結果、犯罪的行為に走らなくても助けあって生きることが出来るようになると考えられます。
その意味で花緑理論は割れ窓理論の対極として効果があるのではないかと私は思います。
インターネットのウィキペディアはとても面白いです。ヤフーのニュースとかで見た言葉でわからない言葉とか気になった言葉をウィキペディアで捜すと色々と面白いことが書いてあります。
クライスラーの破綻のニュース→クライスラーを調べて→いろいろあってジュリアーニ元NY市長のページにたどり着いたらタイトルの「割れ窓理論」にたどり着きました。
私がこどもの職場にいたころに思っていたことがそのまま書いてあるように思いました。ともやんさんの言う、「遊び場環境つくり」というのもこれにあてはまりませんかね?
http://ja.wikipedia.org/wiki/割れ窓理論
NYはとても治安が悪い都市でしたがジュリアーニ市長が就任してから警察官の数を増やしたり、町の落書きを消したり取り締まったりして町の環境の浄化を一生懸命にやったところ、犯罪率が低下して観光客の数も増えて町に活気を取り戻せたという話でした。
割れた窓を放置してあると、その隣の窓もいつのまにか割られてしまう。そうこうしている内にどんどん他の窓も割られてしまって、町はスラムのようになっていく。割れた窓をすぐに対策しておけばそういったことは起こらない。という理論のようです。ゴミが落ちていれば、さらにゴミを捨てる人が現れるわけで、不法投棄の問題などもこの理論なんだろうと思います。
ともやんさんはもう知っている話ですかね。。
[1014] Re:割れ窓理論 ともやん ++ ..2009/05/04(月) 07:53
割れ窓理論を久しぶりに思い出しました。ありがとうございます。
割れ窓理論とは全くその通りの理論であると私は考えています。犯罪の理論で提唱されているもので、私が遊び場環境つくりの提案の根拠の一つでもあります。
犯罪者から見ると割れ窓が何日も放置されていることは人の眼が充分でないことを示している。または住民が自分達の地域に無関心であることを示しているとのことです。一人ひとりの職員がゴミに気がつき、拾い、トイレの汚れを拭き、危険な行為を注意していれば、犯罪行為は減ると考えられます。
割れ窓理論に対する追加として、花と緑の環境つくりを提案しました。緑を維持するためには毎日の手入れが必要です。手入れをしていれば回りが見えてきます。すると手入れをしている人へ花を植えている人への周りの声かけが始まります。仲間作りが広がり、互いに思いやることができるようになります。また植物は酸素を供給してくれて、都市のヒートアイランド現象を緩めてくれます。
割れ窓理論はそうした考えの基本となると私は思います。この理論を使って北海道の薄野でも犯罪が減少したと聞いています。監視カメラをたくさんつけることよりも基本的に大切なことかもしれませんね。
写真は平島公園からみた私の自宅です。
[1015] Re:割れ窓理論 さいとう ++ ..2009/05/04(月) 23:27
やっぱりご存知でしたか。
花と緑の環境作りは、割れ窓理論とは対を成すような感じがします。管理的な割れ窓理論に対して、花と緑はなんだか心和む言葉ですね。
おかげさまでNPOの駄菓子屋も3ヶ月を過ぎました。この連休中は親子連れがたくさん来てくれています。親の目線で見るとそういった場所がない現代においてとても珍しく感じられるとの声を聞きます。時間を掛けてゆっくりとした歩みで少しずつこういった活動が評価されていけばいいなと思っています。
1年を過ぎたときにどのようなことになっているのか。今はわかりませんが、なんとか維持していけるようにがんばるのが今の私のいる場所のようです。
割れ窓理論はもう少し私の考えを入れて、そのうちNPOの掲示板に書いてみようと思っています。
そういえば、関係の無い話ですが、夏の行事の日程がほぼ出揃ってきました。7/25 8/22ともに参加可能になりそうです。最終的なお返事はまた後になりますが、今年もめげずに参加します。よろしくお願いします。
[1016] Re:割れ窓理論 ともやん ++ ..2009/05/06(水) 08:03
7月・8月に来ていただけるととても嬉しいですね。自家発電はこちらにありますので、運搬しなくても大丈夫と思います。
掲示板でさいとうさんとやりとりをしていると、考え方が定着を見るように思います。花と緑の環境つくりをとの提案を割れ窓理論の対極として「花緑理論」にしたいと思います。
割れ窓理論に対する花緑理論は放送大学院の犯罪心理学で似たような話がありました。犯罪を防ぐためには「犯罪が出来ないように監視を強める」「盗られような物を置かない」「騙されないようにきちんとした知識を伝える」「犯罪を抑止する力を持つ」というものです。
犯罪を行うには人の見ていないところで盗む(=窃盗罪・空き巣的犯罪)・力関係で奪う(強盗殺人的犯罪)騙して奪う(詐欺的犯罪)の三っつのパターンがあるのだそうです。これらの犯罪を防ぐためには監視カメラ等でで死角をなくし、力関係で不当な暴力を抑止し、確かな知識で詐欺を防ぐことが必要となります。
このことを地域の防犯の観点から考えて見ますと、花と緑を地域の住民が増やすことは犯罪を防ぐ監視的効果と地域の連帯が深まり、仲間意識が高まることにより犯罪の暴力よりも地域の力が強くなります。そして情報交換が活発となり、詐欺的犯罪に対処できることになります。また隣保相愛・相互扶助の力が強くなり、要らない物や余ったものなどを援助を必要とする人に提供することが出来ることになります。こうした結果、犯罪的行為に走らなくても助けあって生きることが出来るようになると考えられます。
その意味で花緑理論は割れ窓理論の対極として効果があるのではないかと私は思います。
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