ハエたたきが当たらない理由
「ハエたたきが当たらない」その理由が判明
(ITmediaニュース - 09月01日
マイケル・ディキンソン教授
 米カリフォルニア工科大学で昆虫の飛行生態について20年間にわたり研究しているマイケル・ディキンソン教授は、ある記者から受けた質問が強く印象に残っていた。その質問とは、「ハエたたきはなぜあんなに難しいのか?」というものだった。
 ディキンソン教授はようやくその答えをみつけたという。同大学がこのほど明らかにした。
 ハエは、飛び去るずっと前の時点で、迫りくる脅威の位置を判断し、回避するための方法を計算する。そして、逃げるのに最適な場所に脚を置き、脅威とは反対の方向にジャンプして逃げ去る。
 これらの行動はハエが脅威を発見してからわずか100ミリ秒の間に起きる。
 ハエは360度の視野角を持ち、自分の背後も見ることができる。向かってくる脅威の角度によって、自分が回避するための方向を決め、中脚、後脚の位置を変えるのだ。また、脅威を発見したときの自分の各部位の位置も知覚し、それを適切な場所に移動させる方法も計算する。
 ディキンソン教授らの研究により、ハエをたたくのに適切な方法も判明した。「ハエの現在の場所をたたいてもダメ。ハエが逃げるべきと判断した方向の、ちょっと先の方を狙うべき」と同教授はアドバイスしている。


 ネットサーフィンをしていたら上記の記事を見つけた。子どもも一緒だなと思った。子どものやってしまってからの事故をとやかく言っても「覆水盆に帰らず」で後始末に苦慮するだけだ。
 子どもの活動の速さは大人の活動の速さの3倍速くらいはあると私は感じている。普通速モードやゆっくりモード(=2分の1速モード)の大人

が3倍速モードの子どもに勝てるわけがない。3倍速モードで動けば疲れ果ててしまう。同時に通常速モードで動いても事故は防げないのでこれまた疲れてします。ですから子ども相手の仕事はとても大変なのです。
 「ハエの現在の場所をたたいてもダメ。ハエが逃げるべきと判断した方向の、ちょっと先の方を狙うべき」とのハエ理論を活用するならば3倍速モードで動き回る子どもに対して、子どもの行動パターンを理解して子どもの現在を見るのではなくその後のパターンを予測した対処をするべきであろう。

 大人が一番に子どもにイラつくのは子ども同士のケンカである。トムとジェリーのように子どもは「仲良くケンカ」をして成長するものだ。しかしながら遊びはケンカの一種だから遊びからついついエスカレートしてきついケンカになる。遊んだいたらケンカになる可能性を予測する。そしてエスカレートし始めて顔が真っ赤になりそうな直前で違った方向に話題を変えたり、二人を引き離したりの手法をこうじることが必要となるのである。
 同様に高いところに登り、石を投げ、走り回り、穴を掘るのは男の子の本能だから、それを予測して先手を打っておくことが必要である。

 私は最近年をとってしまったのですが、ローラースケートを滑るのは下手な子どもの3倍速モードです。ですから子どもとローラースケートをしていても子どもが止まっているように見えることもあります。写真の日は天気が良かったのでシャッター速度が速くなり子どもが止まっているように見えています。そんなことも写真から感じました。

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