八重桜と鳥
2007年4月15日
例年になく早く八重桜が咲き始めた。八重桜が咲くと風で散る前に鳥が飛んできて花の茎からちぎって食べるので桜が花びらではなくて萼(がく)ごと落ちている。子ども達は風で落ちたものと思っているようだ。ムクドリなんかがやってきて萼(がく)の根元のところから食べるので落ちているのだと教えた。
「美味しいの?」と聞くから「食べてみたら」と言ったらたちまち子ども達が群がって食べ始めた。
子どもの好奇心というのはそんなもので、大人のちょっとした働きかけが大切と思う。という私も人に聞いて知ったのですが、鳥達が八重桜を食べるのを目撃して感激をしたものです。
いつも子ども心を持ち続けたいものです。
ネットで調べた八重桜のことを添付しました。
百人一首に採られている伊勢大輔の歌に
「いにしへの 奈良の都の 八重桜 けふ九重に においぬるかな」
と詠まれ、奈良県の県花であり、奈良市の市章にもなっている「ナラノヤエザクラ」は、奈良に生えている八重桜という意味ではなく「ナラノヤエザクラ」という品種をさします。八重桜と言って普通に思い浮かべる品種改良された豪華な牡丹桜ではなく、花の直径が2.5〜3cmと小ぶりでよく見ないと八重とは気づかない程度の可憐な花です。ヤマザクラの変異から生まれたもので、子孫のほとんどがヤマザクラに先祖返りをしてしまうのと、非常にデリケートで育てにくいため、天然記念物に指定されている東大寺知足院の原種を含め数えるほどしか現存していないそうです。
開花時期は普通の八重桜よりも更に遅く、うまくいけばゴールデンウィークにも重なります。この花の顕彰活動を行っている国際ゾンタ奈良ゾンタクラブ提供の資料からマップを作ってみましたので、散策のついでに足を延ばしてみませんか?
「美味しいの?」と聞くから「食べてみたら」と言ったらたちまち子ども達が群がって食べ始めた。
子どもの好奇心というのはそんなもので、大人のちょっとした働きかけが大切と思う。という私も人に聞いて知ったのですが、鳥達が八重桜を食べるのを目撃して感激をしたものです。
いつも子ども心を持ち続けたいものです。
ネットで調べた八重桜のことを添付しました。
百人一首に採られている伊勢大輔の歌に
「いにしへの 奈良の都の 八重桜 けふ九重に においぬるかな」
と詠まれ、奈良県の県花であり、奈良市の市章にもなっている「ナラノヤエザクラ」は、奈良に生えている八重桜という意味ではなく「ナラノヤエザクラ」という品種をさします。八重桜と言って普通に思い浮かべる品種改良された豪華な牡丹桜ではなく、花の直径が2.5〜3cmと小ぶりでよく見ないと八重とは気づかない程度の可憐な花です。ヤマザクラの変異から生まれたもので、子孫のほとんどがヤマザクラに先祖返りをしてしまうのと、非常にデリケートで育てにくいため、天然記念物に指定されている東大寺知足院の原種を含め数えるほどしか現存していないそうです。
開花時期は普通の八重桜よりも更に遅く、うまくいけばゴールデンウィークにも重なります。この花の顕彰活動を行っている国際ゾンタ奈良ゾンタクラブ提供の資料からマップを作ってみましたので、散策のついでに足を延ばしてみませんか?
コメント