カウンセリングマインド
2007年1月18日 子どもや人間相手の仕事をしているとカウンセリングマインドが必要と言われることが多い。受容・共感・自己決定の原則などの手法が大切とのことである。子ども達の問題行動が続いた時期に臨床心理学的手法がある程度有効だったことによると思う。
具体的には個別化・意図的な感情表現・統御されて情緒的関与・受容・非審判的態度・自己決定・秘密保持などのケースワークの手法の大切さである。これらをまとめて一般的に受容・共感・自己決定の原則が大切とのことになる。現場で問題行動を起こす子どもがいるとこのカウンセリングマインドなることが持ち出されて問題行動を起こす子どもの気持ちも考えることが必要との主張がなされることが多い。子どもなぞは(とくに他人を傷つけることが平気な子ども)敏感である。こうした受容・共感なることを逆手にとって「だって相手が意地悪を言ったから殴った」とか「わざとではない。偶然ぶつかった」とか逆に大人には見えないように他人を傷つけたり多数でシカトしたりするのである。こうした子ども達に受容・共感・自己決定などのことを主張してもダメなのである。
カウンセリングに来る人はいじめられて困っているとか・赤面症・人とうまく付き合えない・学校になじめなくて登校できないなどの具体的に自分自身に悩んでいる。だからカウンセリングマインドで接することが必要である。けれど現場で相手をしている子どもは他人をいじめて悩んで相談に来ているのではない。危険なことやってはいけないこと言ってはいけないことを言ってりやったりしているからこちらで捕まえて指導しているのである。だからカウンセリングマインドよりは「ダメなものはダメ」をしっかりと伝えることが必要なのである。このときに暴力を振るう子どもの気持ちも考えてあげようなどの「カウンセラー」は有害となるのである。気持ちを考えるならば暴力を振るわれた子ども・嫌なことを言われてほうの子どもの気持ちを考えてあげるべきである。
15年程前の教え子がやってきた。切れやすい子どもですぐに弱いものいじめをすることが多かった。私はとても可愛がっていたけれど悪いことをすれば厳しく対処していた。20年たち職場でイザコザがあったと相談に来た。「注意されるとカッとなって職場の仲間に手が出てしまうがどうしたらよいか」とのことであった。カッとなって手を出すだけのときは叱る必要があるだろう。しかしながらそれを反省したときは相手の気持ちをしっかりと聴くことが必要と思う。「どうして手がでるのか」と聞いてみたら「条件反射かな」とのこと。「注意するには3っつのパターンがある。相手に成長してほしいから・相手に暴力を振るわせて陥れたいから・ただたんに注意したいからだと思う。どの場合も条件反射で手を出すのはデメリットではないかな」と話をした。
聞く耳を持たないときにはダメなものはダメで通すことが必要なのである。
具体的には個別化・意図的な感情表現・統御されて情緒的関与・受容・非審判的態度・自己決定・秘密保持などのケースワークの手法の大切さである。これらをまとめて一般的に受容・共感・自己決定の原則が大切とのことになる。現場で問題行動を起こす子どもがいるとこのカウンセリングマインドなることが持ち出されて問題行動を起こす子どもの気持ちも考えることが必要との主張がなされることが多い。子どもなぞは(とくに他人を傷つけることが平気な子ども)敏感である。こうした受容・共感なることを逆手にとって「だって相手が意地悪を言ったから殴った」とか「わざとではない。偶然ぶつかった」とか逆に大人には見えないように他人を傷つけたり多数でシカトしたりするのである。こうした子ども達に受容・共感・自己決定などのことを主張してもダメなのである。
カウンセリングに来る人はいじめられて困っているとか・赤面症・人とうまく付き合えない・学校になじめなくて登校できないなどの具体的に自分自身に悩んでいる。だからカウンセリングマインドで接することが必要である。けれど現場で相手をしている子どもは他人をいじめて悩んで相談に来ているのではない。危険なことやってはいけないこと言ってはいけないことを言ってりやったりしているからこちらで捕まえて指導しているのである。だからカウンセリングマインドよりは「ダメなものはダメ」をしっかりと伝えることが必要なのである。このときに暴力を振るう子どもの気持ちも考えてあげようなどの「カウンセラー」は有害となるのである。気持ちを考えるならば暴力を振るわれた子ども・嫌なことを言われてほうの子どもの気持ちを考えてあげるべきである。
15年程前の教え子がやってきた。切れやすい子どもですぐに弱いものいじめをすることが多かった。私はとても可愛がっていたけれど悪いことをすれば厳しく対処していた。20年たち職場でイザコザがあったと相談に来た。「注意されるとカッとなって職場の仲間に手が出てしまうがどうしたらよいか」とのことであった。カッとなって手を出すだけのときは叱る必要があるだろう。しかしながらそれを反省したときは相手の気持ちをしっかりと聴くことが必要と思う。「どうして手がでるのか」と聞いてみたら「条件反射かな」とのこと。「注意するには3っつのパターンがある。相手に成長してほしいから・相手に暴力を振るわせて陥れたいから・ただたんに注意したいからだと思う。どの場合も条件反射で手を出すのはデメリットではないかな」と話をした。
聞く耳を持たないときにはダメなものはダメで通すことが必要なのである。
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