キレル子ども

　キレル子どもが増加している。この子ども達に対してどのように対応するかはとても大切な問題である。昨日地元紙に小学校3年生の男子でキレル子どもに注意をしたら怪我をさせられたどうしたらよいかとの相談に「相手の子どもの心の中も配慮しよう」などといった評論家の意見が堂々と掲載されていてびっくりした。
　現場を知らない人の評論はたいしたものである。仲間のお母さんにこの記事を見せて意見を聞いてみたら、たしかにきれいな考えであるが、私はキレル子どもを自分及び自分の子どもの遊び相手にしようとは思わないとの意見が多かった。現場は甘いものではない。私流の考えはまず教室内で暴力的行為が行われないようにすみやかに対処をすることが先決である。その後にいろいろな対処が必要であろう。相談の保護者にはその旨をうまく伝えることが必要ではないだろうか。

　他人に危害を加える行為がないようにして同時にある程度の子どものジャレアイを保障していくことが一番大切な時代と私は感じている。