岡山の小学校で小学生が小学生をナイフで刺す事件が起きた。
 子ども同士のこうした事件は多発しているし、これからも多くなるであろう。実はこの小学校の近くに「『話せば、分かる.』と言う名言で有名な、犬養 毅の記念館があり」とあるホームページに出ていた。

 実は話せば分かるというほど問題は簡単でないと私は思う。話しても分からないのである。それは経験内容が違うから、いくら話しても理解しあえないのである。最近の社会は個人中心主義となり、相互の体験が少ない。だから話しても分からないのである。むしろ話し合いよりも同じ活動の仲間と一緒にやることが大切ではないかと思う。集団作業療法とか集団による表現活動とか運動会とかそうした仲間作りの体験の共有こそが大切なのだ。生命の尊さなどということはことばで分かるものではない。

 ということで話しても分からないことのほうが多い。

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