愛国主義
 何でも英語にしてみる事が正しいと考えているわけではないのですが、日本語のみに囚われないで別の言語で表現してみるとわかることも多いとの点で、英語に訳してみることは有用であると私は考えています。
 英語で理解するはunderstand(=下側に立つ)ということはとても有意義であった。つまり子ども理解をしたいと思ったら(子どもの行動パターンの理《ことわり》を解りたいと思ったら)英語の文字通り子どもの下側に立ってみることなのだ。このunderstandは今後とも役に立つ。

 今回は愛国主義についてである。愛国主義というと国防服を着た右翼団体を思い出してしまう。愛国主義を必要か必要でないかの論議をするとどうも変な土俵にのせられてしまうのである。
 そこで英和辞典で愛国主義と調べてみた。すると愛国主義はnationalismとpatriotismとなっていた。nationalismは民族主義的なもので排他的な要素が少しありそうだ。patriotismは先祖を思う気持ち=郷土愛という感じである。
 排他的な民族主義としての愛国主義は間違いであろうが、祖国愛は大切である。自分の郷土や祖国を愛さない人が他国の郷土や人々を大切にすることはできないのではないだろうか。
 そこで私は祖国愛主義みたいな感じを主張したいと思う。愛国主義というと排他的な民族主義と同義的にとられてしまうからだ。愛国主義教育が必要かではなくて郷土愛祖国愛主義教育としたらどうだろうか。
 人間は独りでは生きていけない。家族や地域や郷土や祖国が必要である。自分・家族・地域・郷土・祖国をみんなの力でよりよいものにする運動が必要と私は思う。

コメント

ともやん
ともやん
2006年8月20日19:48

 ついでに愛国主義に対する国際主義を和英辞典でひいてみたが出ていない。internationaismと英和でひいてみたら国際【世界】主義と出てきた。世界主義とは国際共産主義である。そうすると「愛国主義」は右翼って感じで「国際主義」はcommunismとなる。どちらの土俵も乗っても仕方のない土俵のように思う。郷土愛祖国愛から他国も大切にするhumanismへと発展させていくことが必要と私は感じる。

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