子どもの事件と人間関係2
 子どもの事件と人間関係に皇帝ペンギンの写真を載せたのには訳があります。半年ほど前に皇帝ペンギンの実写の映画を見にいきました。
 皇帝ペンギンはあかちゃんを生むのに南極の奥地に数千羽数万羽の仲間がやってきてペアリングをするのだそうです。その後がすごいのです。卵が孵化するとメスは栄養をとりに海に帰っていきます。オスは真冬のブリザードの中をあかちゃんをお腹に抱いてみんなで身体を寄せ合って体温を保ってお母さんの帰りを待つのだそうです。1ヶ月以上もです。その間なにも食べず、自分の胃壁を出してまであかちゃんを育てます。
 同時に−30度といった寒さの中でたくさんの(数万羽の)皇帝ペンギンが身体を寄せ合っているわけですが、一番外側はとても寒いことになります。そこで次々と外に出る係りを交替して頑張るとのことでした。
 もし自分だけぬくぬくと暖かいところにいようするものがいたら、結果的に集団としても自滅するでしょう。お互いの助け合いを無意識で行うことができるからこそ皇帝ペンギンは種を保損できているようです。
 タカなどと違って人間もどちらかといえば皇帝ペンギンのように仲間でした生きていけない動物だと思います。そのことを自覚して互いに我慢をして助け合っていやな仕事もきちんとできるような社会を作っていくことが大切と思います。
 「個人主義」から脱却して、「みんなの助け合いが個性を伸ばすことにつながる」という考えに変えて行く必要性を感じています。

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