傷害保険と賠償保険

　傷害保険と賠償保険は全く違う保険なのですが、ほとんどセットで販売されて
いるんどえよく理解されていないことが多いように思います。セットにされてい
ますが似て非なるものなのです。

　傷害保険というのは自分自身がけがをしたりした時の保険です。転んで骨折し
た。子どもの場合ならスポーツ中に縫うけがをした時などに使われるもので、治
療費や入院等にかかる費用が対象になります。

　賠償保険というのは自分自身のけがではなくて、他人に対して身体的物的損害
を与えた時に対象となる保険です。過失で他人の物を壊したり、けがをさせた時
の保険です。

　つまり傷害保険と賠償保険はまったく相手が違うのです。けがであるなら自分
自身のけがの保障は傷害保険で他人のけがの保障が賠償保険なのです。物的なも
のなら自分の物への賠償保険は適用になりません

　賠償保険と傷害保険は全く違うものなのですが、傷害保険にセットされて販売
されていることが多いので誤解が多いのです。それは自動車の車両保険と賠責保
険が一緒なのと同じです。でも中身は全く違うものだと私は思います。