研修会

2005年10月22日
研修会
 厚生労働省の補助金を活用しての研修会が始まった。第1回2回は吉村温子さん、次にブラジルの植林事業に学ぶで長坂優さん・花輪充さん・錦織美知さん・食生活改善普及推進委員のみなさんと続く。不登校・不登園やNEETを作らないようにするにはどのようにしたら良いかの試みである。

 私は表現遊び・自然とのふれあい・食生活・仲間作りが大切と思っている。そこで以上の考えを推し進めるための手法をどのようにしたら良いかを講師を招いて講演会・研修会をやってもらおうと考えた。

 吉村温子さんの研修会では30人の予定の受講生が60人となり、また子どもの管理があったりして、充分に吉村さんの研修を受講できなかった。でもデジカメを撮りながら学んだこともたくさん合った。

 一つは簡単なわらべ歌等を活用して繰り返し。繰り返し、そして変化をさせることによって子ども自身の自ら表現する力を養いことである。ADHD傾向の子どもがとても多くなっている中で考慮の必要なこともあった。上級生のADHD傾向の子どもは今までのマイナス経験から素直になれない。低学年のうちはうまくサポートすれば邪魔をしないが、高学年になるとすぐに邪魔に入る。このサポートの手法を開発する必要がある。一つは高学年のADHD傾向の子どもをのさばらせないことが必要である。ダメはダメを全職員が徹底させなかればならない。これが第一歩でその後にやったことをほめよう。

 二つ目はプロはすごいなということである。吉村さんと一緒に来てくれた林さんがピアノを弾いてくれた。私の職場のピアノは遊戯室で子どもが踏み台にしたりもしているので、ピアノといえた品物ではない。出ない音もある。でも林さんは子どものために素敵に弾いてくれた。素晴らしいと思った。物がないではなくて物を工夫できるのがプロであると思った。
 反省点としては職場に音のなる楽器が少ないこともあった。鈴やタンバリンなどもそろえる必要があると思った。

 三つ目は今回の研修会に多種多様な人たちが集まり、仲間がまた増えたことである。私たちの仕事は下からの仲間作りが一番である。同時に研修会参加だけが趣味といった感じの人もいなかったわけでもなく、研修会の後に子どもに実際どのように還元していくかを考えておくことが大切であることを私自身は思った。

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