遊具撤去

2005年9月4日
遊具撤去
 昨年の台風による塩害は大変なものだった。有明児童センターのシステム遊具の鉄柱もすっかり腐ってしまった。そこで撤去と言うことになったが、これを有明父親クラブの会員の方に撤去してもらうことになった。といっても高さ5メートル巾12メートルの高い遊具。(この高さが今の子どもには高すぎて撤去の一つの原因となったのだが)総重量2トン以上になる。
 子どもに危険がないように休館日である日曜日に職員とボランティアが梃子になって総勢8人で撤去することになった。

 撤去の後みんなで基礎になっていたコンクリートの露出部分を埋めるために土を掘る作業となった。1メートルくらいは掘った。でもお蔭で危険のないようにきれいになった。

 遊具の腐食発見から撤去まで2ヶ月で完了した。民間の良さとボランティアの素晴らしさである。一般的に危険よりも手続きが優先されてしまうことが多い。危険のある時はすばやい対応が必要である。こうしたすばやい対応は現場優先主義でないと実現できない。現場を大切にし、子どもを大切にし、安全管理を大切にすることが一番大切である。

 私は日本の文化で好きなことがある。それは身分に関係なく誰もが作業を行えることである。欧米の文化や儒教文化・カースト制文化では汚い・きつい仕事は身分の高い人がやらないとの考えもある。しかしながら日本人は誰でもがその仕事ができる。日本のその素晴らしい文化を大切にしたいと思う。

 

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